♪ I left my heart in San Francisco 5/26

グランドサークル

5月26日(木) サンフランシスコ ~ 機中泊 ~ 羽田

今朝は朝8時からサンフランシスコ(長いので以下SF)の半日観光。同じJTBだが昨日Aさんに聞いたら今日は別な方だとのこと。集合時間まであまり時間がないので朝食はジャンクフードと水で超簡単に済ます。

また同じ集合場所のホリディインに行くと今度は女性の方が待っていた。今日も我々だけの貸切だった。ガイドさんはSF滞在歴20年とのこと。我々だけなので写真を撮りやすいようN”プロ”を助手席に座らせてくれた。

シティーホールシティーホール前の広場シティーホール前の広場にてオペラハウス

最初の訪問地はシティーホール(市庁舎)。ドームが印象的で荘厳な作り。およそ100年前に作られたそう。車窓からはオペラハウスも眺められた。ここはSF講和条約の調印が行われたとのこと。今は当然オペラハウスだが。

ツインピークスから市内遠望
次は昨日夜景を見たツインピークスへ。まさに霧のSFの面目躍如。遠くが霧で霞んでいて、今一つはっきりしない。北からの寒流の影響で大体年中こんな天気だそうで、一番暑いのは9月。それでも最高気温が25度を超えることはめったにないそうで、ほとんどの家にはクーラーが無いとのこと。20度だと今日は暑いなぁというぐらいSFは年中寒い都市だそうで、へぇそうなんだと、認識を新たにした次第。確かに事前に日本で天気を見ていたらSFはずっと低い温度が続くので本当かなと思っていたが、実際に来てみてやはり本当だったんだと納得する。

車中ガイドさんがいろいろなSF情報を語ってくれた。例えば平らな土地があまりない上に人口が多いので、給料はそれほどでもないのに不動産価格、特に賃貸料がすごく高いとのこと。今お住まいのアパートは1DKで20数万円とのこと。これはさすがの東京も勝てないかもしれない。

それとエッと驚く住宅新築事情が。家を新築する場合SFでは、半径200m以内の住人に対して設計図などを提示して、そこの住人の過半数の賛同が得られないと家が建てられないとのこと。なので人によっては家を建てるまでに何年もかかることがあるという。そんなこともあって新築より中古住宅のほうのニーズが高いんだそう。日本ではとても考えられないユニーク過ぎる制度だ。

また、治安は電線の埋設具合いとショーウィンドウの鉄格子の有無に比例するとの持論は確かにそうかもと思わせてくれた。私が昔行ったナイロビの中心街のショーウィンドウはまずもれなく鉄格子がはまっていたし、貴金属を扱うような店には銃を持った警備員が入り口でにらみを利かせていた。

それからAさんと同様ゲイの話など。Aさんはマッチョなゲイが多いと言っていたが、ガイドさんはなよっぽい感じの人がそうだと。プチ情報としてお尻のポケットにハンカチを見えるように出しておくとそれはゲイのお友達を募集しているサインだとのこと。

貧困地区を通った際はそれなりの人達が何十人も列を作っているのを見た。これは教会が慈善事業として無料で朝食を配っているのをもらうための行列だという。このエリアは確かに鉄格子が多いし、ホームレス風の人も多く見うけられた。ウィルスミスと実の息子が共演した映画「幸せの力」の撮影もここで行われたとのこと。
咸臨丸入港100年記念碑

次はリンカーンパーク内にある咸臨丸入港100年記念碑。SFは多くの都市と姉妹都市を結んでいるが、その中の大阪市が寄贈したもの。SFに勝海舟や福沢諭吉がきたというのを改めて実感する。ここから遠くゴールデンゲートブリッジが望まれる。パークにはゴルフ場があって、道路に隣接しているがネットなどはないので、たまに飛んでくるボールに注意とのことだった。

次はいよいよ今回の目玉、金門橋へ。


橋の袂は公園になっていて、ビジターセンターやカフェなどがある。ゲートがあるので調べると通行料が必要で、電子支払だそう。一通り写真を撮り終えてビジターセンターに入ってみる。ビジターセンターというか建設当時の写真パネルがある程度で実態はほとんど土産物ショップ。特に買いたいと思う物は見つからなかった。

国立墓地ゴールデンゲートクラブパレス・オブ・ファインアートにて

その後、国立墓地とそのすぐ脇にあるゴールデンゲートクラブ(現在はセレモニーホールなどになっている。かつて日米安保条約が結ばれた建物だという)、1915年サンフランシスコ万国博覧会の目玉として建設されたパレス・オブ・ファインアートなどを見て、ガイドさんがあとお昼はどうしますか?というのでチャイナタウンにある迎賓閣というレストランで降してもらうことにした。
レストラン内はすごい「騒音」状態だった店の入口の写真
ここはかつてオバマ大統領も訪れたことがあるという。店の入り口にその時の写真があった。

ここの注文の仕方はメニューと同じ複写式の注文書があり、これに数量を書き、料理が運ばれるとコピーの注文書に運んだものをウェイターがチェックしていき、これがそのままレシートになるというもの。これだったら注文と違うものがきたとか、頼んでもいないのを請求されたといったミスが防げるいかにも中国らしい合理的なシステム。
合理的な注文書兼領収書それにしてもここの騒音レベルは想像をはるかに超える電車のガード下的レベル。大声を出さないと隣の人とも満足に会話ができないほど。

ケーブルカーの転回は人力この後、あの有名なSFのケーブルカーに乗るべく、ガイドさんに、ケーブルカーの始点の方が乗れる確率が高いという教えの通り、2つの路線の始発であるパウエル駅まで歩く。ここには予想以上の行列ができていた。100人以上はいたと思う。頻繁にケーブルカーが来る訳でもないので、1時間近くは優に待った。お蔭で切符を買ったり、転車台でケーブルカーを180度のんびり人力で回転させる様子もじっくり観察することができた。



ケーブルカーに乗る際にはチケットのチェックを受け、半券を受け取る。チケットは乗ってからでも買えるということだったが、実際に途中から乗る人への切符のチェック状況を見ていたら、確かに時々は切符を拝見、だったが、停車の度に沢山乗ってくるのでどうも漏れがあるようだ。これはそういう仕組み上有り得ることかもしれない。

SF海事国立史跡公園

ホテルへ戻ってからも少々時間があったので、ワーフ内をしばし散策。ホテルに隣接するSF海事国立史跡公園では家族がのんびり芝生でくつろいでいた。ここからも遠くゴールデンゲートブリッジが望まれる。

フィッシャーマンズワーフはこれといって目立ったランドマークは無いが、レストランや土産物屋などが数多く点在している。SFにきたなら一度は行ってみてもいいかも、な印象。

いよいよ日本に戻る時が来た。ここに来るときはタクシーを使ったが、慢性的な渋滞があるというのを知ったので、帰りは確実に空港に着けるよう公共交通機関を使ってみることにした。5人の場合でも料金的にはほぼトントンか公共交通機関のほうが若干安い。人数がもっと少なければ断然公共交通機関に軍配が上がる。

今いるホテルから一気に空港には行けないので一度乗換の必要な路面電車MuniとBARTを使うことにした。Muniの乗り場へはホテルのコンシェルジュに聞いたら親切に地図まで書いてくれた。これを頼りに5分ほど歩くとその駅があり、一人なんと2.25$。ケーブルカーが7$もするので、あちらは観光客向けでこちらはいかにも市民の足という料金。

幸い比較的空いていて、大きなスーツケースでも問題なし。しばらく行くと停車場の名前にThe Embarcaderoというのを見て、あわてて運転手に、BARTに乗りたいがここで降りるべきか聞いた。するとここではなく、そこに着いたら教えると言われ、安心して席に戻る。帰りもタクシーのつもりでいたのであまりこのへんは十分調べていなかった。単純にThe Embarcaderoで降りると思い込んでいたので慌てたのだが、その後よく見るとその後の停留所にはほぼ「The Embarcadero&***」と、The Embarcaderoの後ろに識別する地名などがくっついた名前になっていた。

多分めったに車内放送などしないのだと思うが(ここまでも一切無かった)BARTへはここで乗り換えるというアナウンスがあったので、安心して降りる事ができた。運転手の黒人のおばさんに感謝。ここからは地下へ降りる。

そう言えばこの地下へ降りるのにエレベーターに乗ったが、その時いささか不愉快な事があったことを思い出した。スーツケースとザックを背負った我々5人以外にも何人か狭いエレベーターに乗り合わせたが、エレベーターに乗る際最後になったYさんが混んでいるので乗るのに躊躇していたら他に並んでいた人がどうぞと譲る素振りを見せたので、吉井さんは狭いところに乗り込んだのだが、その時、背負っていたザックで既に中にいた多分中○系の老人を若干押すことになった。この程度なら狭い空間なのだから当たり前なのだが、その時そのサングラスのジイさんは「Don’t push me ! Stupid !」と言い放った。この爺さんは一体何様のつもりだ。もし相手がそれに反発してきたらどうするつもりだったのだろう。私が英語で喧嘩できるぐらいペラペラ流暢に話せていたら多分口論していたかもしれない。ただサングラスをしているからもしかして中○系マフィアかなんかだったらヤバいことになるかも、などといろいろ考えているうちにエレベーターが開いた。幸いわからないようだったので日本語でいろいろ罵倒してやった。
サンフランシスコの各種チケット不快な思いを引きずりながらBARTの駅まで来たものの切符の買い方がよくわからない。実際事前のネット検索でもわかり辛いと書いてあったが、本当にわかり辛かった。一度トライしたが結局わからずに断念。近くにインフォメーションがあったので発券機の使い方を聞いた。そういう人が多いのだろう用意してあったボードを示して教えてくれた。なんとかクレジットカードで購入できたが、最初からBART利用ならあちこちのサイトに詳しい買い方がアップされているのでそれをよく読んで理解する必要あり。BARTは距離によって料金が違い、空港までは一人9$だった。

券売機から磁気カードが出てくるのでそれを入口ゲートにかざしてホームへ降りる。ホーム内には日本のような時刻表などは無く、ホームごとにある電光掲示板にあと何分でどこ行きが来るという表示だけが頼り。BARTには4つの路線があり、そのうちの一つしかSF空港には寄らないので、よくその表示を見て乗る必要がある。

無事2時間半前には空港に着くことができて、その後機上の人となった。

今回いろいろハプニングなどあったけど、天候にも恵まれてほぼ100%当初の予定通り無事グランドサークルを周る事ができた。これも皆さんのご協力のお蔭です。皆さん本当にお疲れ様でした。そしてありがとうございました。さようならサンフランシスコ!

機中泊 by ユナイテッド航空

コメント